2021年04月29日
社葬を開催するにあたって、どのような流れで葬儀を進めるかについて悩むことは意外と珍しくありません。会社で要職を勤めていた方や、多大な功績を残した人物に対して、全社を上げた葬儀を行うのが社葬の定義となります。
一般家庭で行われる葬儀とは違い、施主が会社となりますので、葬式の流れや会場選びは社内で行う形となります。葬儀を進めるにあたっては、会場選びを行うことから始めていくこととなります。故人にゆかりのある社員に対し、参列の意思があるのかを確かめた後、適切な会場選びを進めていきましょう。
社葬を行うことは、故人を弔うだけでは無く、社員の意識を高める意味合いもあります。会社に大きな貢献を残して来た故人の葬儀を通じて、社員が抱く会社への帰属意識を高めていくのも会社で葬儀を行う目的となります。
会社で行う葬式と言っても、喪主は故人の身内が行う形となります。会社で葬儀を行うことが決まった際には、前もって親族の方に当日の参列者を伝えておき、心の準備をしてもらうことも大切です。葬儀に要する費用は、会社が負担するケースが殆どです。会社で行う葬儀に要した費用は、損金として計上出来る部分もあります。故人の功績に応じた、葬儀を開催することを心がけましょう。