2017年01月13日
密葬や家族葬は、遺族や親しい友人、知人たちのみで行う小さなお葬式です。密葬の場合は、最初に遺族だけで火葬を済ませます。そして落ち着いてから故人と親しかった友人や知人たちを集めて、お別れ会をするのが一般的です。家族葬は一回りスケールを小さくして行うお葬式です。通夜から告別式までありますが、普通よりも少人数で行うのが特徴です。「あまりお金をかけたくないけど、それなりの葬儀はしてあげたい」という人に需要があります。どちらも一般的に行う大規模なお葬式とは違い、堅苦しさがなく、リラックスして参加できるのがメリットです。
ただし、友人や知人という立場で参列する場合は、それなりにマナーを守る必要があります。「親しき仲にも礼儀あり」と言うように、弔事には弔事にふさわしい振る舞い、言葉遣いをするのが大人の常識です。特に気をつけたいのが服装です。いくらリラックスしたお葬式といっても、ラフな普段着で参列するのは良くないことです。どんなお葬式であっても、弔意を現す意味を込めてブラックフォーマルで参加するのが常識です。ブラックフォーマルは、男性は上下黒のブラック系のスーツが基本です。女性は黒のワンピースまたはアンサンブルです。
ただし、黒い生地であっても、光沢があるものはNGです。また、派手な時計やアクセサリー類なども控える必要があります。遺族の方から「喪服は着てこなくてもよいです。リラックスした服装で来てください」と言われる場合もあります。ただし、そう言われたからといって、Tシャツや短パン、サンダル等のラフな服装で行くのはだめです。最低限、ダークな色合いの襟付きのシャツと長ズボンで行くことをお勧めします。
● 参考情報
三村の知って得する葬儀AtoZ
www.mimura-sogiatoz.com
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