2019年05月02日
最近では様々なタイプの葬儀が認知されるようになり、その中の一つとして生前葬が挙げられます。生前葬とはその名前からもどのようなものであるのかわかるように、自分がまだ生きている間に自分も一緒に参加する葬儀のことを意味します。
喪主である本人自らが葬儀に来て欲しい人を選んで招き、その内容も自由に決めることが可能です。このタイプの葬儀を行うメリットとして第一に挙げられることは、来てくれた人に自ら感謝の気持ちを伝えることができるということです。
従来の葬儀では自分はすでに死んでしまっているため、来てくれた人に感謝の気持ちを伝えることは到底不可能です。また自分の死後、家族に葬儀を執り行ってもらうのではなく自分で計画して行うことで家族の負担を軽減することができるというメリットもあります。
さらに葬儀の内容を自分で決めることができるため、好みのテーマを選ぶことができます。自分が主催する最後のイベントのようなもので、好きなものを表現することもできます。ただし注意点として、実際に自分が亡くなった時には火葬してもらう必要があります。この点については葬儀社に前もって相談しておき、家族にも伝えておけば困ることがないはずです。