2019年07月31日
お通夜や葬儀に参列してくれた人には、お礼状をつけて返礼品を手渡すのが基本です。ここで一つ頭に入れておきたいのは、香典をいただいていなくても、弔問客全員に会葬返礼品を手渡すということです。消耗品を選ぶのが基本で、一般的には香典の有無に関わらず500円から1000円ほどが相場だと言われています。
もしもどのようなお品を選べばいいのか迷ったときは、品物の意味合いを考慮した上で選ぶとよいでしょう。たとえば、飲み物を飲みながらゆっくり故人を偲んでほしいという思いを込めて、お茶やコーヒーが送られることがあります。
近年は、缶ビールにちょっとしたおつまみを添えて送るケースもあるようです。また、悲しみや不幸を洗い流すという意味合いから、石けんや洗剤を送ることもあるようです。お通夜やお葬式に参列してくれた人たちにお礼の気持ちを込めて、一つひとつの意味合いを考慮しながら選ぶことが大切です。
もしもどのようなものを送ればいいのかわからないときや、細かなことを決める時間がない場合は、葬儀会社のスタッフに相談すれば、予算に合わせて対応してくれるので安心です。ちなみに、地域によっては、ハンカチや清め塩をお礼状と併せて送ることもありますので頭に入れておきましょう。