僕の密葬についてについての独り言DIARY

2020年09月25日

社葬とは何かを意義と目的を考えましょう

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社葬とは法人の代表取締役社長や会長など、その事業に大きな貢献を残した人が亡くなった時に行う葬儀のことです。この行事の運営は法人が行います。その規模は大小に関係なく、葬儀費用を企業が負担し行うものとなります。

また、家族と会社が共に行う合同葬と呼ばれるものもあります。同族会社なで見かける葬儀です。遺族が主体になって行う葬儀を個人葬との違いは、個人葬では喪主は長男や配偶者などの遺族が行います。参列者が多くても百人程度であるうえ、死者を哀悼し慰安することや、親族が集まりこれから生きていくことを確認するのが主な目的です。

一方、社葬は、施主が企業になり、葬儀委員を企業の代表者などが務め、参列者が数百人以上になることもあります。目的は多くの会社関係者が集まり、その会社にとって重要な人物が亡くなったことで、会社が揺るがないことをアピールすることが必要です。

同時に事業継承のセレモニーとも言えます。葬儀委員は、遺族の意向を確認すると共に、儀式の全てを取り仕切ることになります。日程、会場などが決定したら、社内と社外へ通知し、社外からの問い合わせに対応できる体制を整える必要があります。

つまり、法人にとっての経営活動であり広報活動でもあります。従って社葬の目的とは企業を取り巻く社員とその家族、販売先や仕入れ先等の顧客、株主、一般社会に対して、それぞれの目的が存在しており、その狙いも異なってきます。これらが理由となっていますから、企業にとっての広報活動であると言えるわけです。ですから、計画や準備により、絶対に成功させなければならない事業でもあります。